栄養療法(オーソモレキュラー療法)


最近、栄養療法に興味があります。

栄養療法とは、一般的にはオーソモレキュラー療法と呼ばれているのですが、あまり聞きなれない言葉で ピンとこないかと思うので、栄養療法という言い方の方を普段は使っています。

栄養療法という言い方なら何となく栄養が関係する治療法なんだなーということが わかりますよね。

で、この栄養療法ってどういうものなの?というと、 分子レベルで血液検査をして、その人に足りていない栄養素を調べます。

足りていない栄養素が分かったら、サプリメントもしくは食事でその栄養素を 補うことで、その人が抱えている不調を改善していく。

というものです。

なぜこの治療法に興味があるのかというと、 長男が不安障害を抱えており、日々の生活に様々な支障をきたしているのです。

具体的には、
慣れていない人とコミュニケーションがとれない。
慣れていない場所に行くときは不安になる。
人から注目を浴びるのが苦手で動けなくなってしまう。
臨機応変が苦手で、普段と違う出来事が起こるとパニックになる。

また、これは不安障害とは別だと思われるのですが、排泄に何らかの障害を抱えており、 よく漏らしてしまいます。

他にもあげればきりがないのですが、これらの困りごとを本人のためにも何とか 改善できないかと考えたとき、この栄養療法が最適なんじゃないかと 思ったのです。

でもこれって脳の発達とか、心の病気とか、そういう類の症状だよね?
なんで栄養が関係あるの?

と思った方もいるかもしれませんね。

人の体は食べたもので出来ています。

人の心は、脳からの指令で動きます。脳が指令を出す時に関係しているものは ホルモンです。
このホルモンも食べたもの、つまり栄養から作られるのです。

また、こういう心の障害を抱えている人というのは腸内環境が非常に悪い人が 多いのだそう。

実は、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンという物質は腸の中で作られるのだそうです。

ところが腸内環境が悪いとこのセロトニンが上手く作れません。

腸内環境を整えることでセロトニンの分泌が正常になり、不安障害やうつ、発達 障害などが改善されたという報告も 沢山あるようです。

長男は正に便秘体質で、ねっとり腸にへばりつく粘土のような便をします。

このメカニズムを知った時に、ものすごく腑に落ちたというか、これは試してみる価値が 大いにある!!

と思ったのです。

実をを言うとこの栄養療法に関しては以前本で読んで軽ーく知ってはいました。

ですが、当時の印象としては、かなり マイナーな治療法で、東京まで行かないと治療してくれる病院はないと思っていました。

なので、きちんと調べもせずに諦めていたのですが、 これに関するYouTubeの動画の再生回数が結構多かったこと、他にも栄養療法に関する 動画が沢山上がっていたことから、もしかしたら沖縄本島になら 治療してくれる病院があるかもしれない! と思ったのです。

調べてみたところ、なんと石垣島で栄養療法を取り入れているクリニックがありました!! すぐに電話をして予約をとり、血液検査までしてもらいました。

そして今は検査の結果待ちをしているところです。

クリニックの先生によれば栄養療法をするかどうかは、まず結果を見てから とのことでした。 結果が出るまでに1か月かかるので、自分なりに調べて食事内容を工夫しています。

すると、5日に一回しか出なかった長男の便秘が、2日出て1日出ないくらいまでに 改善されました!

便の状態は相変わらずねっとりしていて良い状態とは言えませんが、この変化には驚いています。

もう少しで検査結果も分かる頃なので、この結果と合わせて良い方向に進んだら いいなと期待しています。



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